今回の調査では、前年の調査で示された水準から8%ポイント上昇し、貿易を巡る米中の対立が米企業の業績に影を落としていることが浮き彫りとなった。
USCBCは中国で活動する220強の米企業で構成される。今回の調査では、約半数の企業が中国での売上高減や市場シェア縮小を報告した。関税が主な原因だが、政府の後ろ盾のある地元企業との競争や投資などを巡る障壁への懸念も示された。
また、米中対立が高まる中、米企業に対する信頼感が低下していることも指摘された。米企業との取引を巡る中国企業の懸念が売上高減を引き起こしたとの回答は約40%に上った。