韓国軍は米軍とともに詳しい情報の収集や分析を急いでいる。
また、NHKの報道によれば、日本政府は「わが国の領域や排他的経済水域への弾道ミサイルの飛来は確認されておらず、現時点でわが国の安全保障に影響を与えるような事態は確認されていない」との声明を発表した。
北朝鮮外務省で米国との交渉を担当するチェ・ソニ第1次官は9日夜に談話を発表し、今月下旬にも非核化をめぐる米朝の実務協議を再開することに意欲を示した。その直後に発射を強行したことで、米国に揺さぶりをかけるねらいがあるとみられる。
北朝鮮は7月25日以降、短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体の発射を繰り返しており、約1か月半の間にこれで8度目。