日本の学者らは1997年から、60歳から80歳までの人たちの歩行速度を調査した。
学者たちは調査結果を分析し、70歳で1秒あたり1.5メートルの歩行速度を維持している人は、長寿を期待することができるとの結論を出した。
70歳で通常の歩行速度が1秒あたり50センチ未満の場合、80歳まで生きる可能性は15~35%だという(男性はより少なく、女性はより多い)。
国立長寿医療研究センター病院の荒井秀典副院長は、歩行速度について、特定の人物の寿命を正確に予測することを可能とする良い指標となる可能性があるとし、自分にとっての通常モードの動きがより速い人は、より長く生きると伝えた。
先に、 ウィリアム・クラウス教授の研究は、中度ないし大きな負荷の運動を短い期間でも行うことは大半の人びとにとって効果があると示した。中程度の負荷の運動は例えば会話を続けることが難しいくらいの早歩きである。1日で計30分こうした運動を行う方が、一度に30分運動をこなすより効果がある可能性がある。
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