同団体のHPによると、グレタさんの他、カメルーンの若き権利擁護活動家であるディヴィナ・マルムさんにも同賞が贈られた。マルムさんはカメルーンでChildren for Peace運動を立ち上げ、武将集団に関する子どもたちの認識を高めるべく、子どもたちに自国の平和構築にもっと積極的に関わるよう呼びかけている。
授賞式は世界子ども平和デーの11月20日にハーグで行われる。
ノーベル平和賞候補
2019年3月、グレタ・トゥーンベリさんはノーベル平和賞候補となり、ブックメーカーの予測では受賞する可能性が最も高いとされている。大手ブックメーカーである英国のLadbrokesは、グレタさんが候補に挙がった理由は、一人で学校ストライキを起こしたことだと考えている。
その他、同賞の候補にはニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相も挙がっている。専門家らは、クライストチャーチでのテロ攻撃後のアーダーン首相の行動を多くの人が評価したと考えている。
その他、米国のドナルド・トランプ大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、フランシスコ・ローマ法王も候補に挙がっている。
受賞者の名前はいよい来週、明らかになる。
2018年8月にトゥーンベリさんが始めた自然環境汚染へのたった1人での抗議行動は、国際的な活動に発展し、世界中のたくさんの若者たちと一体となった。トゥーンベリさん自身は、ダボスでの世界経済フォーラムや欧州議会の会議に出席、ローマ法皇とも面会をしている。グレタさんは9月に国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの最高賞である「良心の大使」賞を受賞した。