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衛星の数で土星が木星を上回る 日本製の望遠鏡により判明
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... 2019年10月9日, Sputnik 日本
2019-10-09T01:22+0900
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衛星の数で土星が木星を上回る 日本製の望遠鏡により判明
2019年10月9日, 01:22 (更新: 2022年5月4日, 22:32) 米国の天文学者らが新しい土星の衛星20個を発見した。これまで一番多いとされた木星の衛星79個を上回り、土星に82個あることが確認された。小惑星センター国際天文学連合を引用してカーネギー研究所のプレスサービスが発表した。同研究所は、すべての希望者が新しい20個の天体に自身が考案した名前をつけることができるコンクールを開催した。
事前の情報では、すべての新しい衛星のサイズはそれぞれ約5キロメートル。そのうちの17個は逆行的な軌道で回転している。つまり、土星周辺のそれらの回転方向は、自軸周辺の惑星の回転反する。新しい天体は、ハワイのマウナ・ケア天文台群に設置されている国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡によって発見された。同望遠鏡は8.2メートルの光学赤外線望遠鏡。
これら17個すべての衛星と他の3つの内の1個は、地球時間で約3年かけ惑星周辺を完全に1週する。あと2つの衛星は土星近くに位置し、完全に1週するのに約2年を要する。土星最大の衛星であるタイタンのサイズは月の1.5倍で、そのため地球の日数で15日より少し多く必要となる。
天文学者らは、これらすべての天体は、かつて土星の軌道にあったより大きな衛星の残骸だと考えている。