専門家によると、3歳から5歳までの子どもの場合、家庭での学習時間は1日に40分を超えてはならず、6歳から7歳の子どもの場合は、1時間までとしている。
子どもと自宅学習する際は、午前と午後に分け、学習時間の間には休憩を入れること。休憩時間には活発に体を動かすゲームをしたり、外の空気に触れる散歩を入れる必要がある。
目を酷使する自宅学習では、10分から15分に一度休憩を入れなければならない。こうすることで子供の視力低下を防げるだろう。
子どもの視力改善には、飛んだり跳ねたり、回転したり、あちこち動き回る玩具が役立つ。例えば、ボールを使うゲームは打ってつけだ。一方、チェスやチェッカー(ボードゲームの1種)、パズル遊びに費やす時間は制限しなければならない。
また、ロシア連邦消費者権利保護監督局の専門家は、テレビの長時間視聴、パソコン、タブレット、携帯電話の使用も子どもの視力に悪影響を与えると力説している。このような行為は未就学児の場合、1日に30分が限度だという。
ちなみにテレビ画面との最適な距離は2メートルから5.5メートル、パソコン画面との距離は40センチメートルとのことだ。その場合、部屋の照明は十分に明るくなければならない。