コナシェンコフ報道官は、ニューヨーク・タイムズ紙が報じているところの「攻撃された病院」というのは、守備力の高い、洞窟の中に位置するテロリストの地下壕であると強調。彼の弁によると、一週間前に、様々なメディアの80人以上のジャーナリストが、この地域を訪れた。
そしてコナシェンコフ報道官は、「それであるから、ニューヨーク・タイムズ紙によって示されたところの『証拠』とかいうものは、それらが印刷されている紙にも値しないものだ」と、記事についてコメントした。
「ジャーナリストたちは、このような洞窟の中に実際に何があるのか、もっと正確に言えば、守備力の高いテロリストの地下壕に何があるのかを自分の目で見た。西側諸国で製造されたものを含む非常にたくさんの武器や弾薬、留置所、戦車を隠す穴、ガスマスク、食料品や衛生用品などだ。不思議な一致だが、今回のニューヨーク・タイムズの記事は、シリア・イドリブにおけるテロリストの洞窟の実際の使命に関する暴露記事が、西側のグローバルメディアで報じられてから、すぐに出たものだ。」
コナシェンコフ報道官はまた、ニューヨーク・タイムズ紙が、病院を攻撃した後のロシア軍のパイロットの声だとされる録音を記事中で参照していることをふまえ、標的の調整役は、パイロットに、オープンな無線空間で声によって指示を伝えることはないと強調した。