トランプ大統領は記者団に対し、「彼は来月、訪米すると思う」と語った。これまで米国政府では、トルコのシリア侵攻を受けてエルドアン大統領の訪米を疑問視する声が上がっていた。
エルドアン大統領は9日、同国で活動が禁止されているクルド労働者党とテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」に対する「平和の泉」作戦をシリア北部で開始したと発表した。
トルコ軍は同日、ラス・アル・アインなどのトルコとの国境の複数のシリアの町を空爆した。その後、地上作戦の開始が発表された。
国際的な非難の高まりを受けて米国とトルコはアンカラで会談を行い、シリアでの軍事行動を一時休止し、クルド人武装勢力が国境地域から退去すれば、軍事行動の休止期間を延長することで合意した。軍事行動の休止は120時間という。