第1グループを2番手に滑走したサボシン選手の曲は『ダンス・ オブ・ザ・ベッサラビアン・ジプシーズ』。サボシン選手は最初の3回転アクセルで着氷に失敗。続く三回転フリップは見事に成功した。しかし、続く3回転ルッツと3回転トーループの連続ジャンプは最初のジャンプで着氷に失敗したことで、タイミングがあわず、3回転トーループが1回転に。当初は4回転トーループも予定していたが、プログラムの難易度を下げる形となった。結果は振るわず57.92ポイント。
続いて第2グループの3番手に滑走したドミトリー・アリエフ選手の曲は『Je Dors Sur Des Roses』。冒頭から難易度の高い4回転ルッツと3回転トーループの連続ジャンプに成功。高さも回転も高い評価を受けた。続く4回転トーループも成功。バランスを崩しつつも、耐え抜いた。その後、見事に3回転アクセルを決めて、理想的な滑走となった。技術点が54.54ポイント、演技構成点が42.03ポイントで得点は96.57ポイントとなった。
日本からは島田高志郎選手が最初に滑走した。曲は『ステイ』。冒頭のトリプルアクセルは難なく着氷。しかし4回転トーループではタイミングが合わず2回転。72.12ポイントで11位にとどまった。
同じく第1グループで滑走した友野一希の曲は『クローマ』。冒頭の4回転トーループと3回転トーループは着氷が乱れ後半2回転に。続けての4回転サルコーはバランス崩れ転倒は堪えたが着氷が乱れた。結果は75.01ポイントで8位。
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