19年ぶりに新型のHIV株発見 米国の研究者ら

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米国の研究者らは、19年ぶりに新型のヒト免疫不全ウイルス(HIV)株を発見した。6日、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

この研究を行ったのは、さまざまな診断ツールを開発している米国の製薬会社アボット・ラボラトリーズ。

研究者らによると、コンゴ民主共和国の住民3人がこの新型のHIV株に感染した。

最後に新型HIV株が見つかったのは2000年だったため、19年ぶりの発見となる。

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研究者らはウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、新型のHIV株の発見が、短期的展望においてHIVの診断方法または治療法を改善する可能性は低いとの見方を示した。

一方、今回の発見は、ウイルスがどのように進化し、拡散したのかをよりよく理解するのに役立つ可能性があり、これにより研究者らは将来的に効果的かつ手頃な価格のHIVワクチンの製造に近づける可能性があるという。ロシアを含む多くの国でこのようなワクチンの製造が試みられている。

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