「死刑になってもいい」京アニ事件の容疑者

© AP Photo / Jae C. Hong京アニ
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京都アニメーション第1スタジオで36人が死亡した放火殺人事件で、全身にやけどを負って入院中の無職青葉真司容疑者(さいたま市見沼区)が病院内での事情聴取で「死刑になってもいい」と供述していたことがわかった。京都府警は勾留に耐えられるまで回復を待って逮捕する方針。朝日新聞が報じた。

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捜査関係者によると、府警は11月8日、青葉容疑者が入院する大阪府内の病院で主に動機を中心に尋ねたところ、事件直後と同様に、「小説を盗まれたから火をつけた」と改めて説明した模様。

青葉容疑者は、事件直後は警察官と話ができていたが、搬送後は意識不明の重篤な状態が続いた。皮膚の移植手術を繰り返して徐々に回復し、最近は車いすに座って会話ができるまで回復していた。

府警は回復の状況や医師の所見も参考にしながら、逮捕時期を検討する方針。

捜査関係者によると、青葉容疑者と同姓同名で住所も一致する人物が、京アニに応募した小説は少なくとも長編と短編の2本あり、うち短編は「学園もの」に近いジャンルだったとされる。京アニによると、形式的な面で1次審査を通過しなかった。

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