「タピる」「令和」など流行語大賞 ノミネート30語を発表

© AFP 2023 / Charly Triballeau東京
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6日、今年の世相を反映した言葉に贈られる「2019年ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語が発表された。この賞は、今年1年で最も流行したハッシュタグや、話題になった出来事、発言の中から選ばれる。令和元年である2019年にはどんな言葉がノミネートされたのだろうか? ノミネート30語から10語を紹介する。

ネット関連では、ハイヒール着用義務に疑問を唱えた「#KuToo」が選ばれた。 この言葉は、セクハラや性的暴行を告白する#MeTooをもじり「靴」と「苦痛」をかけあわせた造語だ。

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食べ物に関連する新語もノミネートされた。タピオカドリンクを飲むことを意味する「タピる」、味や歯ごたえが非常に肉らしいこと意味する「肉肉しい」などだ。

また、今年の政策や政令に関連するものは、新元号の「令和」。10月1日には消費税が8%から10%に引き上げられたが、一部の品目には8%の税率が適用される「還元税率」。クレジットカード決済することで消費税増額による消費者の負担を軽減する「キャッシュレス/ポイント還元」。

今年好評を博した曲もノミネートされた。シンガーソングライターの米津玄師さん作詞作曲の「パプリカ」。

「〈NHK〉2020応援ソング」のこの曲に振付けられたダンスに子どもたちが夢中になっただけでなく、メロディーと歌詞が幅広い年齢層に受け入れられた。

その他には、スマホゲームの「ドラクエウォーク」、お笑い芸人らが反社会的勢力が開催する会合に出席し金銭を受領した「闇営業」、大規模災害が発生する前に気象庁やアナウンサーが強く呼びかけた「命を守る行動を」もノミネートされた。

今年の「新語・流行語大賞」とトップ10は12月2日に発表される。昨2018年の年間大賞は平昌五輪銅メダルのカーリング女子チームの「そだねー」だった。

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