最も普及したいじめの形態として挙げられたのは否定的なコメントを書きこむ、他のユーザーの行為を批判する、いわゆる「荒らし」と呼ばれる妨害行為で、回答者の47%が実生活よりネット上のほうが頻繁にいじめに遭遇すると答えている。
相手を侮辱するのは女性(44%)より52%と男性の方が多く、「荒らし」の犠牲となるのも女性の21%に対して28%と男性の方が多いことがわかった。
オンライン上のいじめで目立つのは性的志向に関するもの、外見が一般的な美の基準に合致していない、ネット上の掲載についての3タイプで、女性は外見を、男性はサクセスロードを歩いていないことを揶揄されていた。
ティーンエイジャーのおよそ半数がインターネットを安全な環境だと考えている一方で、その大半の76%がネット上で自分がいじめを受けたことについては親に話しておらず、7%が荒らしに遭わないためにSNSの自分のアカウントを削除してもいいと考えていることがわかった。
先日行われた調査で、ロシアの小中学生、高校生のおよそ半数(55%)が学校でいじめを経験していることが明らかになっている。