チェン氏の投稿によると、深センへ出張した際、香港に戻る高速鉄道に乗り込んだところ、中国警察に拘束されて深センに連れ戻された模様。
秘密警察はチェン氏を「英国のスパイ」と断定し、「虎椅子」と呼ばれる拘束用の鉄製の椅子につなぎ、何時間も放置したと見られる。また秘密警察は、長時間にわたる激しい運動をチェン氏に強要し、指示通りに完遂できないと殴打したという。
ドミニク・ラーブ英外相は駐英中国大使を呼び出し、国際法に違反する「中国当局による恥ずべき、言語道断の行為」に抗議したことを英BBCラジオの番組内で明らかにした。
警察はチェン氏に、英情報機関の職員に知り合いはいるか、香港のデモでどのような役割を担ってきたか、またデモに加わった中国本土の市民について知っていることはないかなどを聞いたという。