このイタリア人女性はトレヴィーゾ市地区で発生した3重事故に遭遇した1人。事故現場に駆けつけた警官らは、運転免許証のデータベースでこの女性の名前の痕跡を確認することができないことに驚かされた。彼女は自分の運転免許証は確かにあったが期限が切れてしまったのだとして警察官らを説得しようとした。
彼女にとって運がよかったのは、イタリアでは数年前から無免許運転は刑法上の違法行為ではなくなっていたこと。同様の違反に対する罰金の最高額は3万ユーロ(360万円)。女性は5110ユーロを支払わなくてはならず、車も差し押さえられえた。それにも関わらず、年配の女性は自分の無実を証明するため、ウーディネ市警に自分の運転免許証を持参しようとしている。
以前、ポーランドの都市リブニクで老婦人が運転指導員をひき殺してしまうという事故が発生していた。
高齢者の自動車運転は危険か?
日本では最近、高齢者ドライバーによる事故が増えている。6月13日には、兵庫県で園児の列に69歳の女性の運転する車が突っ込み、子ども2人に怪我を負わせている。
また朝日新聞によると、高齢者ドライバーによる事故が相次ぐ中、ペダルの踏み間違いを防止する装置の販売台数が今年5月、昨年5月の26倍に上った。
先に通信社スプートニクは、高齢者ドライバーの事故を減らすための方策について、ツイッターでアンケート調査を実施した。
日本では最近、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因とされる高齢者ドライバーによる交通事故が相次いでいる。皆さんは、この状況を改善することは可能だと思いますか?#交通事故
— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) June 21, 2019