はじめこの女性はひどい咳で病院を訪れ、喘息と診断された。しかし、咳は治まる気配がなく、あるとき彼女は胸の激しい痛みで目が覚めた。この痛みのため彼女は再度病院を受診しなければならなくなった。胸部のレントゲン検査の結果、彼女の肋骨は激しい咳によって骨折していることが判明したが、その原因は彼女のビタミン不足に起因するものだった。
しかし、「デイリー・メール」紙のインタビューで皮膚科医で財団「British Skin Foundation」代表のアディリ・シェラス博士は、日焼け止めクリームの有害性については証明されていないと語った。
シェラス博士は、「最新の研究は普通の日焼け止めクリームの利用がビタミンD不足を招くおそれがあることを十分に証明していない。日差しが射す下で日焼け止めクリームを適度に使用する人々は、ビタミンDの必要量をまだ合成できている」と指摘する。
日焼け止めクリームは紫外線を完全にブロックすることはない。シェラス博士は、「ビタミンDの維持のためには、週3回、10~15分ほど太陽の下で過ごせば十分」と語った。