勧告は、国際レベルのあらゆる大会に関係している。コンプライアンス審査委員会は、ロシアの役人および国家機関の代表者が、WADA規定に署名した国際的な連盟の委員会および理事会でポストに就くのを禁止することを提案している。また冬季および夏季オリンピック並びにパラリンピック(ユースを含む)、世界選手権、その他の主要な国際大会への参加禁止を勧告している。
文書によると、ロシア人選手やその他のチームメンバーは、アンチ・ドーピング規則違反 に関与していないことが証明された場合のみ、国際大会への参加が認められる。
また選手たちは、大会でロシアの国旗と国歌も使用することもできない。
この件は、12月9日に予定されているWADAの常任理事会で検討される。常任理事会の決定についてロシア反ドーピング機関(RUSADA)は21日以内にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴することができる。