現地時間で4日の10時12分(日本時間で同日16時12分)、オデッサ経済・法律・ビジネス大学で火災が発生した。火災が発生した大学は6階建てで、火元は3階とみられている。
🔥 В Одессе горит здание колледжа. Площадь пожара составила более тысячи квадратных метров.#Одесса #Пожар pic.twitter.com/NKoe6vjlny
— Пятый канал Новости (@5tv) December 4, 2019
この火災により、30人が火傷や一酸化炭素中毒の症状で病院に運ばれ、そのうち1人が死亡した。死亡したのは17歳の女子学生とみられている。また、消防隊員も複数名、病院に搬送された。
現在も消火活動は続いている。同時に、行方が分かっていない13人の捜索活動が行われている。
警察と消防は火災発生の状況を調べると同時に、火災対策が不十分だったとみて、消防法違反の疑いで捜査を始めた。
火災が発生した大学の校舎は1914年に建設された瀟洒な建物。建築家のチェルニゴフとゴリデンベルグが手掛け、市の重要文化財に指定されていた。火災の勢いが激しいことから、屋根が倒壊した模様。
関連ニュース