インタビューでアリーナ選手は、現在、彼女は選手として可能なフィギュアスケートのあらゆるタイトルを獲得したが、再び氷上に立ち、勝利のために闘うモチベーションを見出すことが簡単ではなくなってしまったと強調した。キャリアを休止するにも関わらず、アリーナ選手はアイスショーへの出演を続けていく。
アリーナ選手は、「朝の6時から夜9時までスケートをしなければならない。現在、私はこのことに疲れてしまったので、ショーに出演し、そこで何を得ることができるかを見て、競技に出場する熱意と意欲を見出せるようにしたいと思っている」と語った。
グランプリファイナルでの転倒がザギトワ選手を決心させたと言われているという司会者の質問に対し、ザギトワ選手は、「私はすでに全てに打ち勝ってきました」と答えた。
ザギトワは、トレーナーと対立したためにしばらく大会参加を見合わせるのかとの質問に対しては、これを否定している。
自身の新しいプログラムでザギトワ選手の選んだ曲目が『私は去る』であったことはシンボリックとなった。
ザギトワ選手のトレーナーであるエテリ・トゥトベリーゼ氏は番組の中で、キャリアを一時休止するという彼女の決定は偶然ではなく、アリーナ選手はすでに1年半にわたってこのことを希望していたと語った。
昨2018年、ロシアのエフゲニア・メドベージェワも現在のザギトワと全く同じ立場にあった。メドベージェワはまた異なり、ロシア国外に出て、監督を変えるという極めてラディカルな決意を固めた。だが、こうした決意をとっても、メドベージェワがそれまでのように首位を占めることにはつながらなかった。
ザギトワ選手は平昌五輪のチャンピオンであり、また、世界および欧州選手権でも金メダルを獲得している。
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