プーチン大統領は、ロシアの女子フィギュアスケート選手らは世界でほぼ唯一4回転ジャンプを跳べる存在であることに注意を喚起し、こうした女子選手らを「排除」しようという決定だと見解を述べた。
「少女たちがどんな悪いことをしたというのか?」プーチン大統領は憤慨を表した。
プーチン大統領は、WADAの決定はオリンピック憲章に矛盾と指摘し、WADAはロシア・オリンピック委員会にはクレームを出していないことから、「そうであれば、ロシアは(大会に)自国の国旗を掲げて出場できるはずだ」と付け加えた。
プーチン大統領は、WADAのクレームの対象が具体的なドーピング違反者に向けられるのであれば、ロシアはWADAの調査に協力していくとし、「ロシアはクリーンなスポーツに賛成だ」と結んだ。