報道によれば、タイ小売業協会に加盟する各店舗に対し、2020年にプラスチック製品の使用を最低30%削減するという課題が提起されている。
このことを受け、同協会はプラスチックゴミの削減のための全国的プログラムの参加を予定している。タイではハイパーマーケットと地域店舗だけで商品の梱包に毎年最大135億のビニール袋などのプラスチック製品が使用されている。
報道では、その際、毎年最大180億のビニール袋を使用する市場や定期市のようなプラスチックゴミの主要な供給源の問題は残ったままとなる。
プラスチック製品の使用に反対するタイでのキャンペーンは2018年から2019年にかけてはじまった。2019年に東南アジア諸国連合(ASEAN)は、プラスチックゴミ問題に対応する統一プログラムとして各国の条件を統合した一連の公式文書を可決している。ASEANには、タイやマレーシア、ブルネイ、シンガポール、フィリピン、インドネシア、ラオス、カンボジア、ベトナム、ミャンマーが加盟している。
現在、タイの一部店舗はすでに消費者に対し、無料で耐久性ある紙製の袋または大きい布製袋といったプラスチック製品の代案を提起している。
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