ゴーン被告のスポークスマンは記者会見がレバノンのベイルートで8日午後3時(日本時間同10時)に行われる予定だと述べた。
2019年12月末、ゴーン被告が自宅軟禁中にも関わらず日本を出国し、国籍のあるレバノンに到着したことが明らかになった。同氏はレバノンの他にフランス、ブラジル国籍を有している。米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、ゴーン被告の妻キャロル氏は警備員に囲まれたレバノンの自宅にいるという。
ゴーン被告は日本からに出国理由を「政治的迫害から逃れる」ためと発表している。同紙によると、日本とレバノンの間で身柄引き渡し条件がない。このため被告を日本に連れ戻し、裁判を受けさせることができる可能性は低い。
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