プーチン大統領、憲法修正を提案  大統領権限の一部を下院へ譲渡

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プーチン大統領は15日、連邦議会向けの新年の年次教書演説で、現在、大統領の権限に属す首相候補の承認権を下院(国家院)に譲る提案を行った。

プーチン大統領はまた、議会は、首相が承認した副首相、 大臣らの承認を行うよう提案している。

プーチン大統領は、 ロシア連邦大統領は議会の承認した候補者を承認する義務を負うと している。こうした一方でプーチン大統領は、首相、副首相、 大臣らが信用を損ない、 またしかるべく形で義務を遂行できない場合、 これを罷免する権利は大統領に残されると強調した。

プーチン大統領はさらに、ある一定のカテゴリーの国家公務員については、外国籍あるいは永久居住権保持者は就任を禁じることを提案している。

年次教書演説でプーチン大統領が提案した変更を行うには、憲法の修正が必要とされる。このためプーチン大統領は国民全体による票決の実施を提案した。

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