ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、下院に公権力の組織管理の改正に関する憲法改正案を提出した。
改正案では、ロシア連邦大統領はこれまでと同様に1期6年で選出されるとしている。しかし、今後は同じ人物が大統領の職務に2期以上は就くことができなくなる。
プーチン大統領は15日に行った年次教書演説で、大統領に属する首相候補の承認、また首相が提案した副首相や閣僚の候補を承認する権限を下院に移譲することなど、一連の憲法改正を提案した。
年次教書演説の後、メドベージェフ首相は内閣総辞職を表明した。新しいロシア首相にはミハイル・ミシュスティン氏が就任した。