アグス医師の最初に挙げるアドバイスは、自然、森、公園で時間を過ごし、もっと運動すること。
「私たちの生活は筋肉に縮小を強いているようなものです。ですから健康のためには運動はどうしても必要なのです。」
アグス医師の次のアドバイスは、休憩の重要性を忘れず、1日最低でも30分は休む。休憩は読書をしたり、窓から外を見るだけでもいい。こうしたことも、その日にたまったストレスを減らすためには必要。
さらにアグス医師は、大都市で生きる上での原則として食生活の順守を挙げている。食事は1日3回で軽食はだめ。軽食は代謝機能を妨げ、結果として体重の増加をまねき、脳の活動が低下してしまう。
最後にアグス医師がアドバイスするのは、毎日同じ時間にベッドに入り、起きることだ。
デイビッド・アグス医師は、米サウスカリフォルニア大学の医学教授。患者には、有名な音楽家、スポーツ選手、政治家が多い。また、健康的なライフスタイルに関する本のシリーズを出版している。
アグス医師は、情報技術のパイオニアとして広く認められ、Apple社の創始者でCEOだったスティーブ・ジョブズの担当医だった。2003年10月、ジョブズはすい臓がんと診断され、同医師の努力もむなしく、2011年10月5日に亡くなった。
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