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紀平はチャンピオンになれるか? 2つの4回転会得でスーパートリオとの対戦に準備万端
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... 2020年2月5日, Sputnik 日本
2020-02-05T01:04+0900
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ロシア, 国際, スポーツ, 社会, 紀平梨花, 国内, フィギュア 四大陸選手権
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紀平はチャンピオンになれるか? 2つの4回転会得でスーパートリオとの対戦に準備万端
2020年2月5日, 01:04 (更新: 2022年4月27日, 22:46) 今年のロシアにはフィギュアスケート世界選手権で数個のメダルを獲得するだけの十分な期待感がある。特に女子シングルはアレクサンドラ・トルソワ(15)、アンナ・シェルバコワ(15)、アリョーナ・コストルナヤ(16)の独壇場になるだろうと期待されている。だが、そんなロシアのスーパートリオに唯一対抗できる人物がいる。それが日本の紀平梨花(17)だ。
紀平選手は今シーズン4回転ジャンプへの挑戦を開始した。グランプリシリーズのファイナルでは着氷には失敗したものの、紀平なら世界選手権までには十分安定したジャンプにもっていけるだろう。
もちろん
シェルバコワ、
トルソワはすでに数種の4回転ジャンプが跳べるが、紀平だって4回転トゥループを必死で練習しているし、彼女の持ち技には
アリョーナ・コストルナヤが跳べるトリプルアクセルもある。これに4回転サルコウを加えたら、世界チャンピオンのタイトルを狙う新たな候補者の誕生と言っても過言ではない。
紀平の弱点があるとすれば、技にトリプルルッツが欠けていることだろう。トリプルルッツは紀平は跳べていた。が、大人の体へ移行する段階で一時的に「喪失」したのだ。それでも紀平はトリプル・ルッツを取り戻しただけではない。練習ではアリーナ・ザギトワの十八番のトリプルルッツからトリプルループへの連続ジャンプまで跳んで見せた。紀平の技は今、難易度としてはかなり高い状態にある。
紀平は振付に磨きをかけており、これに加えてジャンプへの踏み切り方を複雑化させているため、「出来栄え点(GOE)」方式で高得点を獲得できるものと期待されている。
このことを考えると、来る世界選手権でトルソワ、シェルバコワ、コストルナヤは互いの間で鎬を削るだけにはとどまらなくなるに違いない。
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