これより前、朝鮮中央通信は、北朝鮮が2日、長距離砲兵区分隊の火力打撃訓練場で演習を行い、これを金正恩氏が指揮したと報じた。韓国と日本は、実際はミサイルの発射だったと発表している。
金与正氏は、韓国は米国との合同演習に参加しておきながら、北朝鮮の演習に反対する意味はないと批判し、韓国が北朝鮮の演習を批判すれば、韓国に対する不信を一層深くするだけだと見方を示した。
朝鮮中央通信は金与正氏の声明として、「これでは、むこうは軍事面での準備ができるのに、我々は軍事演習を行えないということになるではないか」と引用している。
2月29日、朝鮮中央通信は金正恩氏が28日、軍事演習を指揮し、その際に北朝鮮軍は「軍事力を間断なく増していくだろう」との確信を示したと報じていた。