モスクワの日本大使館によれば、隔離された2人は10代と20代の男子大学生。モスクワ中心部の地下鉄駅構内で警察官に呼び止められ、体温測定をされた後、そのまま車で病院に搬送された。
モスクワ市は現在、中国や韓国、イラン、イタリアなど7カ国から来る全ての人に2週間の自主隔離を義務づけているが、日本は対象外。自主隔離すべき外国人の違反を防ぐため、警察が抜き打ちで外国人に声をかけ、パスポートチェックや検査を行っている。
日本大使館は「検査結果が陰性であるにもかかわらず隔離が続いている状況をふまえ、早期の退院が可能となるよう必要な措置をとっている」としている。
パンデミックの発表
ジュネーブでのブリーフィングの際に世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス事務局長は、世界的な新型コロナウイルスの拡大がパンデミックの性格をおびてきたと指摘した。