慶尚北道で特別被害地域に指定されたのは キョンサン(慶山)郡、チョンド(清道)郡、ポンファ(奉化)郡。
韓国のコロナウイルス感染症例の約88%は大邱市と慶尚北道で確認されている。これより前、キョンサン市を含めたこの2つの地域が特別疫病管理地域と指定された。
聯合ニュースによると、特別被害地域に指定することで、韓国政府は被害地域の回復費用の50%を国家予算から補填することができるという。またこれにより、当地域市民は国から財政支援を受けることができ、公共料金や国の医療保険料の支払いを免除される。これは韓国にとって、自然災害ではなく感染症による特別被害地域を指定した初のケースとなる。
韓国のコロナウイルス罹患者は既に8162人となり、75人が死亡した。全ての小中学校や就学前施設の授業開始は3月23日まで延期となった。報道によると、政府は授業開催を4月頭まで再度延期することを検討しているという。