トルコ大統領が欧米の新型コロナ対策を批判 新時代の到来を予言

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欧米各国が新型コロナウイルスのパンデミックに対応が遅れたことにより、世界は政治的・経済的に抜本的変化の入り口に足を踏み入れたとトルコのエルドアン大統領が発言した。

エルドアン大統領は首都アンカラで開かれた記者会見で演説を行い、欧米はパンデミックで苦しむ人々を見捨て、「生き残れるものだけが生き残ればよい」という杜撰な対応をとっているとして、欧米の新型コロナウイルス対策を痛烈に批判した。

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エルドアン大統領によれば、欧米では「長年にわたって国民をないがしろにし、国家の基礎的インフラさえ民間企業が牛耳る始末」として、その社会保障政策をやり玉に挙げた。さらに、これまでの歴史において自然災害が引き金となって政治的・経済的バランスが変化した例を挙げ、「我々はグローバルな経済・政治・社会体制の点で抜本的変化の時代に入ろうとしている」と主張し、欧米の没落を予言した。


新型コロナウイルスは18日時点で160以上の国と地域に感染が拡大し、20万人以上が感染。そのうち、8千人以上が死亡した。

スプートニクは新型コロナウイルスに関するその他の疑問と回答について別記事でご紹介している。こちらの記事およびこちらの記事をお読み下さい。

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