Face IDとはAppleが開発した顔認証システム。Face IDの対応モデルはiPhone X, XS, XS Max, XR, 11, 11 Pro, 11 Pro Maxの他に、iPad Proの 11インチと12.9インチ。
マスクした状態でiPhoneに顔認証をさせるためには、「もう一つの容姿をセットアップ」での設定をまず行う必要がある。この機能は、頻繁に眼鏡や帽子を被る人向けの特別な機能だが、重要なのは、今我々はマスクを日々着用して生活していることだ。
「もう一つの容姿をセットアップ」の設定方法
「設定」から「Face IDとパスコード」をタップ、画面を下にスクロールし「もう一つの容姿をセットアップ」を選択する。そして、マスクを顔につけたままの状態でスキャンを実行する。
この方法で、マスクをかけた状態でFace IDのロック解除を何度か試してみてください。もしうまくいけば、これでよし!
しかし、ロック解除がうまくいかなかったり、エラーが出てしまったら?その場合、以下の専門家らのアドバイスを試してみてください。
米ウォール・ストリート・ジャーナルがTencent’s Xuanwu Labの専門家らのアドバイスを引用し、報じているところによると、顔の片側を半分に折り畳んだマスクで覆った状態で設定すると、Face IDのロック解除はより高確率でできるようになる。
この方法では、「もう一つの容姿をセットアップ」を2種類設定する。つまり、半分に折り畳んだマスクをまず顔の右半分で、次は左半分で計2回スキャンする。
専門家らはロック解除が100%成功するとは保証していないが、iPhoneで何度か設定をしてみることで、iPhoneが以前よりもユーザーの顔を認識できるようになるという。
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