ハレーさんは世界で初めてこのワクチン投与実験に参加したが、本人の弁によれば、ずいぶん前に参加の決意はできていた。
ハレーさんはまず臨床実験で起こりうるリスクについて説明を受けた。мРНК-1273と名付けられた薬剤自体はハレーさんいわくインフルエンザのワクチンに似ており、投与後、痛みも不快感もなかったという。ハレーさんは「役に立てるということが私にはとても大切だったんです」と語っている。
1ST CORONA VACCINE VOLUNTEER😷
— Dhruvil Gajjar (@meggi_07) March 18, 2020
Jennifer Haller,became the first person in history to test a potential vaccine for #COVID-19.💢#stayhomechallenge #COVID2019india #COVID #COVID19 #coronavirusindia #CoronaVirusUpdate #JenniferHaller #volunteers #CoronaVirusChallenge #coronavirus pic.twitter.com/RvttIM0JkD
ハレーさんはワクチン投与後の変化をメモしている。「初日、少し体温が上がりました。2日め、片手に強い痛みを感じました。でもこれ以上は何も起きていません。すべて良好です。」
テレグラフ紙の報道によれば、安全措置からハレーさんは自主隔離状態に置かれている。しばらくして、経過を見て、ハレーさんにはさらにワクチンが投与される。ハレーさんと同じようにこのワクチンの投与実験に参加している健康な被験者は他に44人いる。その全員が来春まで医師による経過観察を受ける。
テレグラフ紙によれば、これより前、мРНК-1273ワクチンは動物実験で良い成果をあげたため、科学者らは人間への実験を決意した。
© Sputnik / Savitskaya Kristina医療用マスク:使用説明書
医療用マスク:使用説明書
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