グリゴリー・エフィモフ部長がフェイスブックに投稿した情報によると、COVID-19抗体判定検査はすでに臨床試験中であり、試験結果が認められれば国に登録申請を行うという。
この検査システムは抗体そのものの発見だけではなく、その濃度判定も可能にする。これらドナーの血漿は重症患者の治療に使われるかもしれない、とエフィモフ部長は語る。
エフィモフ部長によると、同研究部が取り組むもう一つの重要なテーマとして、COVID-19に対するT細胞反応の研究がある。Tリンパ球は免疫学的記憶と感染症に対する長期的な保護を保証するという。
エフィモフ部長は研究に血液を提供したドナーに感謝の言葉を述べるとともに、他の回復者に対し研究部に連絡するよう呼びかけている。
これより前、コロナウイルス回復者の再感染に関する情報が明らかになった。有名なケースとしては、韓国における複数の感染症再発ケース、タイで再発した女性の例がある。
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