感染者の最多はモスクワの3083人、次いでモスクワ郊外718人、サンクトペテルブルク127人。
同じくロシア全国の過去24時間の治癒者は427人、計3873人となった。24時間の死者は51人で計456人に上る。
ロシアで新型コロナウイルス感染者が初めて確認されたのは1月3 1日で、中国籍2人だった。 その後初期のコロナウイルス対策がとられた。 湖北省とその中心地である武漢市からロシア国民を避難させ、 ロシア到着後は14日間の隔離状態に置いた。その後、ロシア・ 中国間のビザなし渡航は停止となり、中国との航空・ 鉄道輸送も制限された。集団行事は中止され、文化・ スポーツ施設は閉鎖、学校や大学では長期休暇が延長され、 その後オンライン授業へと移行した。3月30日にはロシア全国で 自主隔離体制となった。 特別な用事がなければ自宅を出ることが禁止されている。 例外は治安機関、医療、食品・医薬品供給、 社会インフラの関係者。 自主隔離の違反者は処罰の対象になる非常事態宣言はまだ発令され ていない。
外出禁止措置期間中の人気のないモスクワのクリムスキー・ヴァル通り
© Sputnik / Ramil Sitdikov
/ 新型コロナウイルス
中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。
中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。
世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina