ドイツ、フランス、イタリア3か国の外相、EUのジョゼップ・ボレル外務安全保障政策上級代表は4月25日、リビアの紛争当事者に対し、人道的休戦と交渉再開を呼びかけた。
3人の外相とEU上級代表は共同声明において、リビアに聖なるラマダン期の休戦を求め、さらに真の和平を目指した交渉を呼びかけた。
今月に入りリビア国内の紛争は勢いを増し、国連の停戦要請にもかかわらず、特に西部の軍事行動は激化の一途をたどっている。
1月にリビア紛争当事者は停戦合意を結ぶことができていた。ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領との会談において、紛争当事者はロシアとトルコの呼びかけを聞き入れ、全面的な軍事行動を停止したと発表していた。
4月18日、国連児童基金も、コロナウイルスが大流行する中、世界中の停戦と世界の子どもたちの保護を呼びかけた。
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