AP通信は、イランではシャリア(イスラム法)によりアルコール摂取は固く禁じられているとしたうえで、国民の間ではメタノールをコロナウイルスの「治療」や「予防」に使うべきだとの情報が広まっていると報じた。
アルコール需要が高まる中、現地「自家用酒製造者」は有害なメタノールを販売するようになり、その摂取が深刻な中毒や死亡事故を招いているという。
イラン国立法医学鑑定局は、今年のアルコール中毒は昨年比で10倍以上増えていると報告。昨年はアルコール中毒で66人が死亡した。
4月27日現在、イランでは計9万1472人がCOVID-19患者と診断されている。そのうち5806人は死亡、7万933人が治癒した。
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