WADAの専門家らが収集した情報はすべて27の国際スポーツ連盟に送付された。選手の処罰については連盟の指導部が決定する。
1月、WADAのギュンター・ヤンガー調査官は、モスクワの実験室で検査された298の検体うち145は操作がなされていたことが調査の結果、明らかになったと発表していた。2019年12月初め、WADAはロシアのアンチ・ドーピング機関、RUSADAロシアに対し、今後4年間、世界的な大会、国際試合への参加を禁じると通知している。この期間、ロシアは国内での大会開催が出来なくなる。
ロシア人選手らが大きな国際大会に参加する際は、国を代表することは認められず、中立の立場で出場しなければならず、補足的なドーピング検査を受けねばならなくなる。
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