報道によれば、欧米地域の一部の顧客に対する供給は60~70%の削減となる。
また、サウジアラビアの国有石油企業「サウジアラムコ」は、アジアのクライアント3者に対し6月の供給削減を通知した。
ブルームバーグによれば、こうした措置をサウジアラビアがとるのは、世界市場の余剰原油の削減と市場の復興のためだという。
この間の報道によれば、サウジアラビアは5月11日に、6月の産油量を追加的に日量100万バレル削減する予定であると明らかにした。同国の6月の産油量は、OPECプラスとの合意で示された最大日糧850万バレルではなく、最大日糧750万バレルの削減となる。クウェートやアラブ首長国連邦といった国々も遅れてサウジアラビアの例に従った。