ロゴージン氏によれば、月開発競争は、旧ソ連で巨額の損失を生んだ「スターウォーズ」計画を連想させる。
ロゴージン氏は、「私たちは、米戦略防衛構想(SDIまたは「スターウォーズ計画」)に旧ソ連が対抗したように、競争に引き込まれるようなことはない。当時、空想的な構想に巨額がつぎ込まれたが、結局、実現されていない」と強調した。
「私たちは遠隔の惑星や小惑星に関連した必要な実験を追求する予定だが、しかし、月は最終的な目標ではない」。
同時にロスコスモス社は月の私有化を認めない。2025年にロシアは月面着陸大型船「ルナ27」の打上げを計画しており、その後、同船の着陸地周辺には、ロシアの月面用インフラの配備が開始される予定だ。