副市長は「当地区の非常事態宣言は月曜夜に発動された。漁船『ドブリノ』乗組員が操業中に体調不良を訴え、16人全員にコロナウイルス検査を行った。そのうち2人に陽性反応が出たため、2人を現地病院で隔離している」と語った。
副市長によると、残りの乗組員は船内で待機しているという。全員分の食料と水は確保されており、船内の燃料も十分にあるという。これら乗組員には再検査を行い、検体はペトロパブロフスク・カムチャツキー市内のラボ施設に送られた。
すでに陽性反応が出た2人については、治療のためにペトロパブロフスク・カムチャツキー市内の入院施設に搬送する手配を整えている。
副市長によると、これまで北クリル管区では2件のCOVID-19 症例が出ているという。いずれもパラムシル島に出稼ぎ労働にきたキルギス市民だった。「この2人は到着直後に待機所に送られたため、北クリル管区では誰とも接触していない」と結んだ。
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