Mira Roboticsは、遠隔操作とAIの自動学習によって、施設内の警備や点検、清掃などの業務を行うことのできるアバターロボット「ugo」を開発した。アバターロボットとは、人間がロボットを遠隔操作することで、ロボットの身体を借りてその場の体験ができる技術。「分身ロボット」とも呼ばれる。
さらに昨今の新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、UV-C(紫外線)照射による除菌機能が搭載されたロボットハンドを新たに開発。これを装着した「ugo」が人間に代わり、ドアノブや手すりなど多くの人が頻繁に触れる場所の除菌を行う。
6月8日、神奈川県川崎市にある本社でデモンストレーションが行われ、同社の代表取締役CEOを務める松井健氏が実際に「ugo」を操作し、トイレ掃除やドアノブを除菌する様子を公開した。
© REUTERS / Kim Kyung-Hoonアバターロボット「ugo」の部品を行うMira Robotics株式会社の社員
アバターロボット「ugo」の部品を行うMira Robotics株式会社の社員
© REUTERS / Kim Kyung-Hoonアバターロボット「ugo」を操作するMira Robotics株式会社代表取締役CEOの松井健氏
アバターロボット「ugo」を操作するMira Robotics株式会社代表取締役CEOの松井健氏
© REUTERS / Kim Kyung-Hoonデモンストレーションでトイレ掃除をするアバターロボット「ugo」
デモンストレーションでトイレ掃除をするアバターロボット「ugo」
© REUTERS / Kim Kyung-HoonUV-C(紫外線)を照射してドアノブを除菌するアバターロボット「ugo」
UV-C(紫外線)を照射してドアノブを除菌するアバターロボット「ugo」
© REUTERS / Kim Kyung-Hoonロボットの部品の交換を行うMira Robotics株式会社代表取締役CEOの松井健氏
ロボットの部品の交換を行うMira Robotics株式会社代表取締役CEOの松井健氏