同紙によると、釈放されたのは計1万5 322人の受刑者で、そのほとんどは「高齢者および軽犯罪者または保釈が認められる犯罪をした者」。
フィリピンの刑務所は過密状態で、ソーシャルディスタンス(社会的距離)や衛生規則を遵守することが事実上、不可能だという。
フィリピンの刑務所管理局(BJMP)が管理する刑務所では7月2日の時点で受刑者783人、職員135人の感染が確認されている。
フィリピン・スター紙がフィリピン保健省を引用して報じたところによると、同国の新型コロナ感染者数は3万8805人、死者数は1274人、回復した人の数は1万600人以上。