このうち地域別ではサンパウロ州が最多（1万6777人）で、ブラジル国内の感染中心地となっている。また24時間の全国の死者は1284人だった。これで死者合計数は8万2771人、治癒者は計150万人となった。
1日の感染者数は最多記録を更新したものの、先週が終了した時点で、感染拡大が始まって以来、初めて新規感染者の減少が見られた。一方で平均死者数は依然として高水準のまま。この2カ月で1日の死者数は1000人のライン上にあるかそれを上回っている。
ブラジルで初のコロナウイルス感染が確認されたのは2月末。統計サイト「Worldmeter」によると、ブラジルは感染者数と死者数で世界上位にあり、本記事入稿時点で米国に次いで世界2位となっている（感染者数は400万人超）。
これより前、世界のCOVID-19患者は1500万人を超えたとの報道があった。
新型コロナウイルス
中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。
中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がっている。
世界保健機関（WHO）は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。
経緯：新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina
