同社によれば、申請書類はアラバマ州の裁判所に提出がされた。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、資金に対するレミントン・アウトドア社の債務超過が原因とされると報じている。
同社の破産申請は2年間で2回目。2018年、同社は債務が累積したことと、2016年に米国大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利した後に銃器販売が低迷したことを背景に、破産手続きを行っている。
報道によれば、アフリカ系米国人のジョージ・フロイド氏が警官に拘束される際に死亡したことで米国内の社会的緊張が高まっていることや、2月以降に新型コロナウイルスのパンデミックによる不安定さから銃器販売量の増加が見うけられるなど、現在、状況はいくらか変化しているが、それでも同社が破産を回避することはできなかった。
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