ベロウソワ氏は「カクテルは炭酸水によってアルコールが血中に溶け込みやすくなるため、ただの炭酸水を加えたものであっても、非常に厄介です。また、飲みやすいカクテルの場合、アルコールの影響は遅れてやってきます。突然酩酊し、しかも非常に重いものになります」と述べた。
同氏によると、ビールを使ったカクテル、特にビールとウォッカを混ぜたカクテルは大きな危険をもたらすという。
「2つの要因が人体にすぐに影響します。まず1つ目は炭酸飲料であること、そして2つ目は加えるビールが黒ビールで濃い味のものだと、ウォッカをほとんど感じられません。カクテルによる酩酊は、予想よりはるかに強いのが特徴です。その酔い方は、ウォッカを半リットル飲んだかのようになります」
さらにベロウソワ氏は、甘さでアルコール度数の高さを感じにくさせるリキュールも危険だと指摘した。
同氏は「シロップやジュースを加えたカクテルも同様です。こういったものは、アルコール度数が高いことを気づかせない上に、その質も隠すのです」と警告している。
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