『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者ジョージ・R・R・マーティン氏、人種差別とトランスフォビアで非難される

© East News / KEYSTONEジョージ・マーティン氏(アーカイブ写真)
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ドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作『氷と炎の歌』の作者、ジョージ・R・R・マーティン氏(71)が、スキャンダルの中心人物となった。ヒューゴ賞の授与式で司会を務めた時のマーティン氏の発言が、大衆や一部の同僚の激しい怒りを買った。

ニュース・メディアDigitalSpyによると、マーティン氏は授与式で、新人賞に輝いた中国系米国人作家、レベッカ・F・クワン(Rebecca F. Kuang、匡 靈 秀)氏を含む複数のノミネート者の名前を間違えて発音した。

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マーティン氏が名前を間違えた人々の中には白人もいたが、マーティン氏は人種差別で非難された。マーティン氏は謝罪したものの、批判はおさまらなかった。

またマーティン氏は、その時代遅れの政治的見解で最近批判された幻想文学やSF文学を代表する作家、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトやジョン・W・キャンベナルについても不注意な発言をした。

先にマーティン氏は(作家J.K.ローリング氏に続いて)、アカデミー賞の黄金のトロフィー「オスカー像」について、これは男性ではなく、むしろ「黄金の宦官(去勢を施された官吏)」だと冗談を言い、トランスフォビア(トランスジェンダーに対する嫌悪の意)にあたると非難された。


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