中国医薬集団のリュ・ジンゼン会長は新浪からの取材に対し、 北京バイオ医薬品研究所では年間1億2000万本の不活性ワクチンが、さらに武漢バイオ医薬品研究所は1億本の製造が可能だと答えている。 リュ会長の話によれば、ワクチンによる免疫応答が得られる確率は1度の接種で97%。しかも抗体の形成速度は緩慢だ。
「COVID-19に十分太刀打ちできるレベルに達するには、普通、半月ほど要する。2回接種では免疫応答獲得率は100%に達しうる。2回の接種は通常28日の間隔をおいて行われる。例外的に左右の腕に同時に接種を行うことがあるが、その場合の摂取量はそれぞれ4マイクログラムとなる。」
リュ会長は、中国製のワクチンの価格は比較的安価で2回の接種で1000元と補足している。
同ワクチンの第1、第2相試験の結果は6月に発表されている。