2020/2021シーズンのロシアカップの各ステージは2021年ロシア選手権の予選となる。全国選手権に出場するためには、選手はロシアカップの2つのステージに出場しなければならない。
アリーナ・ザギトワ選手は2019年12月に競技活動を中断している。その後、同選手は、練習に復帰し、新シーズンの準備のためのロシア代表の主なメンバーに選出されていた。
この間、ザギトワ選手が卒業試験を終え、大学のジャーナリスト科に入学するための手続きを行ったことが報じられている。
メドベージェワ選手は諦めていない
昨シーズン、同じように成功を収めることができなかったエフゲニア・メドベージェワ選手は、ロシアカップのシズラニ市とモスクワ市でのステージ出場者リストに名を連ねた。
同選手も昨シーズンはロシア選手権から外れ、シーズンの終わりまで演技を続けなかった。シズラニ大会は9月18日から22日、モスクワ大会は10月10日から13日に開催が予定されている。
4月、エフゲニア・メドベージェワ選手は、アイスショーに出演するためにカナダから日本へ移動したが、新型コロナウイルスのパンデミックのためショーは無期延期となった。7月はじめに同選手はモスクワにもどったが、国境が閉鎖されたために活動の拠点であるカナダにもどることができなくなった。新しいシーズンに向け、メドベージェワ選手はモスクワで準備を行い、彼女のプラグラムの用意をタチアナ・タラソワコーチが援助した。