蚊の大群は牛、馬、鹿を襲っている。動物たちは蚊を追い払うために常に動いていなければならず、これが動物の疲労や死を引き起こしているという。
農業センターの職員はUSAトゥデイに「外に出るとたちまちたくさんの蚊で足が真っ黒になる」と語った。同職員は、人間は蚊から身を守ることができるが、動物はできないと説明した。
現在までに蚊の大群によって300〜400頭の牛が死んだという。複数の郡では蚊の数を減らすために殺虫剤の散布が始まった。
なお、米国では2002年のハリケーン「リリー」と2005年のハリケーン「リタ」の後にも蚊の大群が発生して大量の家畜が死んでいるが、専門家らによると、今回の状況はより深刻。