これは選挙運動のバナー広告で、米国兵士らの上空に航空機が飛び、「米軍部隊を支援しよう」と書かれている。
米国空軍のF-16、A-10戦闘機を設計したピエール・スプレイ氏は、「ポリティコ」誌に対し、これは間違いなくミグ29戦闘機だとし、「ロシア製の戦闘機が米軍を援護していることを嬉しく思う」と述べた。
一方、モスクワの戦略技術分析センターのルスラン・プホフ氏も、戦闘機はミグ29だとし、最右翼の兵士が自動小銃AK-74を手にしているとも指摘した。
Trump ad asks people to support the troops. But it uses a picture of Russian jets https://t.co/Pbw5KcvdnT via @politico @dlippman @BryanDBender
— Dave Brown (@dave_brown24) September 15, 2020
なおこの広告は、トランプ陣営本部「Make America Great Again(米国を再び偉大にしよう)」が制作したもので、9月8日から12日にかけて、放送された。
これより前、トランプ氏は米国は誰も知らない兵器を持っていると発言していた。
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